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即効性がある早漏防止薬リドスプレー

即効性がある早漏防止薬リドスプレー

リドスプレーは、ドイツのウォルターリッター社が開発した噴霧タイプの早漏防止薬で、持ち運びに便利なコンパクトサイズです。
スプレータイプなので手を汚さずに使用できるメリットがあります。

陰茎の敏感な部分にスプレーすると、リドカインが性的刺激の感覚を適度に麻痺させ射精までの時間を延長することができるため早漏防止に効果を発揮します。

リドカインは神経伝達に関わるナトリウムチャネルに作用して、神経伝達を阻害することで局所麻酔作用をもちます。
この効果を応用してできたものがリドスプレーであり、敏感な部位にスプレーすることによって感度を低下させ、外部からの性的刺激を適度に麻痺させ、射精までの時間を延ばすことが可能になります。

リドスプレーの作用時間

スプレー後10~30分程度から効果が現れ、約3時間効果を発揮します。
効果発揮までに個人差はありますが、内服タイプの早漏防止薬と比べて即効性にすぐれているという特徴があり、早い方は使用後10分ほどで効果が現れ始めます。

リドスプレーの使用方法

性行為の30分前に、敏感な部位(亀頭など)に1~4プッシュ噴霧します。
皮膚に浸透させるため、数分程度時間を置いた後、付着した成分をしっかり洗い流してください。

自分の適量を使用するようにしてください。
過剰、または広範囲に塗布することで麻酔として効きすぎてしまい、性行為自体ができない、射精できない場合があります。

リドスプレーの推奨用量

リドスプレーの使用は、1日3回以内にとどめましょう。
また1回使用も適用量を守るようにしてください。

外用薬としての適用量で使用する分には身体への悪影響はないとされていますが、リドカインは局所麻酔薬として扱われる成分ですので、過剰に体内へ浸透させることは危険です。

リドスプレー使用時の注意

他の部位への付着に注意

使用する部位以外に付着すると、その部位が麻痺するおそれがあります。
誤って付いてしまった場合はしっかりと洗い流すようにしましょう。

早漏防止薬として使用する場合、洗い流しが不十分で成分がついたまま性行為を行うとパートナーの感覚も鈍くなり、不感になるおそれがあります。
また口腔に付着した場合、口の感覚が麻痺してしまいます。

性行為の際にはコンドームを着用することで、パートナーへの配慮もしっかりと行ってください。

リドスプレーの副作用

眠気、不安、興奮、めまい、悪心、嘔吐、過敏症、蕁麻疹、皮膚症状、中毒などの副作用が起こることがあります。

特に眠気、不安などの中枢神経の症状、悪心、嘔吐などの消化器系の不調が現われた場合には、ショック症状あるいは中毒症状へ移行することがあるので、全身状態を十分に観察し、必要に応じた適切な処置をとることが大切です。

リドスプレーの重大な副作用

意識障害・振戦・けいれんなどの中毒症状や、徐脈・不整脈・血圧低下・呼吸抑制・チアノーゼなどを生じ、稀に心停止をきたすことがあります。
また、アナフィラキシーショックを起こす場合があります。

使用する際は観察を十分におこないこのような症状が現れた場合には、直ちに使用を中止し、すみやかに医師の診察を受けてください。

リドスプレーの注意事項

次の人は、使用に注意する必要があります。

  • 一般的に高齢の人は生理機能の低下により麻酔に対する代謝が低下、副作用出現が起きやすいため、注意してください。
  • 幼児(特に3歳以下)は麻酔効果の把握が困難なため、中毒を起こすことがあるので、低用量から使用開始し、状態を観察しながら慎重に使用してください。
  • 全身状態不良な人は、生理機能の低下により麻酔に対する代謝が低下していることがあります。副作用が出現しやすいため観察を十分に行う必要があります。
  • 心刺激伝導障害のある人は、症状を悪化させることがあります。
  • 重篤な肝機能障害または重篤な腎機能障害のある人は、代謝が阻害されることにより長く体内に留まるため中毒症状が発現しやすくなります。

使用前にかかりつけ医師にご相談ください。

リドスプレーの重要な基本的注意

使用の際に、重要な基本的注意があります。

稀にショックあるいは中毒症状を起こすことがあるため、十分な問診により患者の全身状態を把握することと、異常が認められた場合に直ちに救急処置のとれるよう、常時準備をしておく必要があります。

本剤の使用により、誤嚥・口腔内咬傷の危険性を増加させるおそれがあるので注意してください。

また本剤の使用に際し、その副作用を完全に防止する方法はありませんが、ショックあるいは中毒症状をできるだけ避けるために、以下の点に注意して使用してください。

  • 患者の全身状態の観察を十分に行うこと
  • 麻酔部位に応じ、できるだけ必要最少量とする。特に他のリドカイン製剤と併用する場合には、総リドカイン量を考慮し過量投与とならないよう注意すること
  • 気道内表面麻酔の場合には、吸収が速いので、できるだけ少量を使用すること
  • 外傷、糜爛、潰瘍又は炎症部位への投与は吸収が速いので注意すること
  • 前投薬や術中に投与した鎮静薬、鎮痛薬等による呼吸抑制が発現することがあるので、鎮静薬、鎮痛薬等を使用する際は少量より投与し、必要に応じて追加投与すること
  • 高齢者、小児、全身状態不良な患者、肥満者、呼吸器疾患を有する患者では特に注意し、異常が認められた際には、適切な処置を行うこと

体調に不安を感じた場合は、直ちに使用を中止し、かかりつけの医師の診断を受けるようにしてください。

リドスプレーを使用してはいけない人

次の人は、この薬を使用することはできません。

  • リドスプレーの成分またはアミド型局所麻酔薬に対し過敏症の既往歴のある方。
  • 重篤な刺激伝導障害(完全房室ブロック等)のある方

上記に該当する人が、この薬を使用することにより、副作用が強く出る場合があります。

リドスプレーの入手方法

早漏防止薬としては、市販薬としての取り扱いはなく、医療施設から処方されなければ購入することができません。

デリケートな問題のため、医療施設ではなく個人輸入で入手する方法があります。
海外で流通している早漏防止薬は、薬事法で規制範囲内なら個人輸入代行サイトなど通販で購入できます。

その際には、含有量や副作用、有害成分がないかよくチェックして、自分に適したものを選ぶようにしましょう。

悪徳業者から購入した場合には、使用期限の切れた製品が届けられたり、支払いでトラブルが発生したり、最悪の場合には不良品が配達され使用後に悪影響を及ぼすことも考えられます。

そうならないためには、製造業者や販売業者、流通ルートなどを確実に確認した上で購入するようにしましょう。
個人輸入や個人輸入代行サイトで入手した場合はすべて自己責任となりますので、不安な人は医療施設での処方をおすすめします。