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早漏防止薬プリリジーの効果

早漏防止薬プリリジーの効果

プリリジーは、早漏の症状を気にされる18歳~64歳の男性の早漏改善の治療に用いられる薬剤です。

膣に挿入してから1分たたないうちに射精に至るなど、少しでも性的興奮を感じると意図しないタイミングで射精してしまい、それにより性生活にストレスを感じている場合や、パートナーとの関係に悩んでいる場合に使用されます。

現在までに多くの臨床試験で効果を確認するデータが取られており、性交渉を行う前にプリリジー30mgかプリリジー60mgを12週間~24週間服用すると、服薬していないグループと比較して早漏の症状改善、射精時のコントロール能力の改善、早漏症に関する悩みの改善において、いずれも改善したとの結果が得られています。

プリリジーの効能

プリリジーは、18~64歳の男性における早漏の症状の改善に適応があります。
プリリジーは、以下に示す5つの基準について全てを満たす人に使用が認められています。

  • IELTが1分持たないという極端に短い方
  • 膣に挿入する前や膣に挿入した直後などに少しの刺激や興奮でコントロールできず射精に至ることが継続している方、または再発している方
  • 早漏が起こることでストレスを感じており、パートナーとの関係性に悪影響を及ぼしていると感じている方
  • 射精するタイミングをコントロールできない方
  • 過去半年間の性行為の際ほとんど早漏の症状があらわれた方

ダポキセチンは、強力な選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)に分類される早漏治療薬です。

ダポキセチンは、脳内の物質であるセロトニンの神経細胞再取り込みを阻害し、脳内のセロトニン濃度を高める作用があります。
その結果、神経伝達物質であるノルアドレナリンの過剰分泌が抑制されるので、陰茎の刺激に対しての反応が正常化され、早漏の症状が改善します。

プリリジーの効果

プリリジーの効果について、早漏の症状の改善度に関するアンケートを集計したところ、IELTの延長、射精時のコントロール能力の改善(自己評価で著明に改善、中等度改善、軽度改善、不変、軽度悪化、中等度悪化、著明悪化より各自選択)、早漏の症状についての改善(自己評価で著明に改善、中等度改善、軽度改善、不変、軽度悪化、中等度悪化、著明悪化で各自選択)いずれにも効果を示すことがわかりました。

IELTは1回目の服用から延長するとした結果が得られており、早漏の症状についての改善度も1回目の服用から改善しています。

またこれら早漏の症状の改善効果は、プリリジーの用量に依存して改善度が高くなることが確認されており、30mg用量よりも60mg用量を使用した方が高い効果を得られることが分かりました。

ただし初回は30mgからスタートする事とし、増量はご自身の効果のあらわれかたや副作用の程度を十分に検証してから検討するようにしてください。

性交渉時に毎回服用することを継続していくと、24週後には30mgの使用グループでIELTは3.7倍、改善率は6割弱、60mgの使用グループでIELTは4.3倍、改善率は7割強という結果も得られています。

射精時のコントロール能力や早漏の症状についての改善項目については、プリリジーを性交渉時に12~24週間継続して毎回服用することで、30mg使用グループでは約25%、60mg使用グループでは約40%の人において改善の効果を実感できたとの結果でした。

早漏防止効果が継続する時間

ダポキセチンは服用後30分ほどで効果があらわれ始め、1時間ほどで効果が最も高い状態になります。
食事の有無や個人差などにより若干のずれは出てきますが、臨床試験による調査では、問題となるほどの大きな差は見られませんでした。

また、服用する用量の違いによっても効果発現までの時間・最大効果到達時間に大きな差はなく、用量によって服用のタイミングを変える必要はありません。

効果の持続時間は4~5時間ほどといわれていますが、効果が持続しているという目安が非常に曖昧な点、ダポキセチンの半減期が1.4時間ということもあり服用から4~5時間後はほとんど体内に成分がないとされています。

これは薬物動態的観点からの推測の時間ですので、効果が実感できる持続時間は実際には長くても2~3時間ともいわれています。

当然用量が多いほど約1時間で到達する最大血中濃度は高くなりますので、時間経過とともに残る血中成分もある程度は多くなります。
同条件で比較した場合、投与する用量が多い方が効果の持続時間は長くなると考えられますが、半減期が非常に短い成分であるため用量による大きな差はないというのが実際のところです。

臨床試験の結果から見るプリリジーの影響

早漏の症状改善について、プリリジーの有効性は実施されたさまざまな臨床試験で証明されています。
いずれの臨床試験においても、臨床試験に参加する直近半年間で性行為のほとんどで早漏の症状があらわれている18歳以上の男性を対象として実施されています。

DSM-IVの診断基準に合致する早漏症状を持っている人、つまりIELTが2分以内であり、射精時のコントロールが難しく早漏の症状によってストレスを感じていること、また早漏によりパートナーとの関係に良くない影響を及ぼしている人を対象としています。

臨床試験においては、EDを含む他の性機能障害などを有する方や、早漏の症状について既に他の早漏薬物療法を試している方は他の薬剤の影響を排除する為試験の対象からは除外されています。

1162名の人を対象に実施された臨床試験では、30mg使用グループ、60mg使用グループのいずれにおいても統計学的有意差をもってIELTの延長が達成され、ほぼ半数の人においては2分以上のIELTを得ています。
IELTの延長時間については、人個人の試験前IELTの時間と関連性があり、大きな個人差が認められました。

プリリジーの治療効果については、上記の評価項目だけではなく人自身の日記や、反応性分析からも早漏の症状に対する効果が証明されています。

また、他の臨床試験ではプリリジーによる治療期間24週後に効果について人にヒアリングを実施しており、30mgの使用グループ、60mgの使用グループいずれにおいても30%前後の人において「やや良好」との回答をしています。

このように非常に高い効果が証明されたプリリジーを服用する事で、性生活の悩みが解消できるかもしれません。