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早漏を克服するための治療法

早漏を克服するための治療法

ED(勃起不全)の症状の一つである早漏を改善する方法として、薬物を使用した治療やセックス療法、射精のタイミングをコントロールする訓練などがあります。

また早漏を改善する薬剤には、内服薬と直接陰茎に塗布し局所に作用させる薬剤があります。
他にも陰茎に直接作用する薬剤としてクリームや軟膏、スプレー、ローションに加え、コンドームの内側に既に薬剤が塗布されているタイプなど様々なものが流通しています。

快適な性生活を送ることは、パートナーと関係性や、またその関係の持続にも大きく関わってくることですので、早漏で悩んでいる方はパートナーと協力しながらともに治療に取り組むことも検討してみましょう。

パートナーと一緒に取り組み、一歩一歩前進することでパートナーとの絆をさらに深めることが期待できます。

内服薬による治療法

早漏の治療に適応を有する内服薬は現在日本では承認されていませんが、世界各国ではプリリジーという内服薬が承認、販売されており、EU諸国やアジア諸国で流通しています。

有効成分はSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)に分類されている、ダポキセチンという薬剤です。
SSRIはうつ病の治療薬として汎用されており、日本においてもうつ病に適応を持つSSRIの薬剤は数多く存在しています。

ダポキセチンは脳内のセロトニンという神経物質の分泌を促進しますので、ノルアドレナリンの過剰な働きを抑制し、交感神経の有意な状態から脱却することで、刺激に対する脳の興奮状態を正常状態へと導き、早漏に強い効果を示す成分です。

プリリジーは性行為予定の1時間くらい前に服用すると平均して30分ほどで効果が出始め、射精に至るまでの時間が3~4倍と長くなり効果時間は3時間程度持続すると言われています。

また、比較的新しい薬剤であるプリリジーですが、すでにジェネリック医薬品も存在しています。
これらも日本では未承認のため、使用したい場合には海外通販などで入手する必要があります。

塗布剤による治療法

早漏が起きてしまう理由の1つに、陰茎が刺激に対して過剰に敏感になってしまっている可能性があります。
塗布して使用する早漏改善剤は、陰茎局所の神経を麻痺させることで刺激に鈍感となり、結果射精に至るまでの時間を長くするという早漏改善に期待できる治療法です。

一般的に局所麻酔薬として汎用されるキシロカインやリドカイン、ベンソガインなどを含む薬剤を直接的に陰茎に使用することで、陰茎に対する刺激の感度を下げ、早漏改善に導いてくれます。

局所の麻酔成分に含む早漏防止剤にはさまざまな種類があり、スプレー式の薬剤は性行為の前に陰茎の局所に直接噴射して使用します。
性行為のいつまでにスプレーするのかは内容成分により異なりますが、トイレなどで誰にも知られることなくさっと使用できるという簡便さがメリットです。

ローション剤は陰茎の局所に塗って使用するものであり、塗る際にはパートナーにスキンシップを兼ねてお願いしても良いかもしれません。

また、コンドームの内側に既に局所麻酔剤が添付されているものもあります。

パートナーには知られたくないと考える方にはおすすめで、薬剤を塗布するタイミングも考慮しないので性交渉の際に自然に取り入れる事が出来ます。

このようにさまざまなタイプが流通していますので、ご自身のライフスタイルなどに合わせて、一番合った薬剤を選択しましょう。

セックス療法

性交渉の経験が少ない場合などは陰茎自体が刺激に慣れていない為に早漏が起こることがあります。

この原発性の早漏に該当する場合には、セックス療法が有効であるとされています。
セックスの経験を積むことにより、膣内の刺激などに慣れていくという治療法です。

射精が起こるのは、陰茎の先端部である亀頭の周りへの刺激が直接関係していると言われています。
そのため、原発性の早漏である場合、膣の中に亀頭部を挿入する際の強い刺激に耐え切れず射精に至ることが多く、この刺激に慣れることが必須となります。

第一関門である亀頭の刺激に慣れてきたと感じたら、ピストン運動をする際の陰茎全体を刺激する快感にも慣れていきます。

専門の医療施設などで治療を進めていく場合は、パートナーとともに複数回専門医のカウンセリングを受けながら治療に取り組んでいきます。
治療中は性行為の際、射精しそうになったときの対処法として、いくつか方法を試していくことになります。

スクイーズ法は膣に挿入したらすぐに陰茎を抜き、亀頭部分を数秒間圧迫し、興奮状態が落ち着いたら再度挿入し、射精しそうになったらこの行為を繰り返すという方法です。

また、スタート・ストップ法は、膣内で射精しそうになったら動くのをやめ、興奮状態が落ち着いたら動き始めるという方法です。
性交渉の経験を積む中で、これらの方法も試してみてください。

早漏トレーニング

射精するタイミングをご自身である程度コントロールできる状態にすることを目的とした訓練であり、いろいろなトレーニング方法があります。

亀頭オナニーは、亀頭に覆いかぶさる包皮を剥いて露出させた亀頭を直接刺激しながらオナニーを行います。
亀頭部分の皮膚を鍛える事で、膣に挿入した際の強い刺激に耐えられるようになることを目指します。

亀頭の包皮が覆いかぶさった状態で実施すると、肝心の亀頭の皮膚が鍛えられませんので、このトレーニングを行う際は必ず亀頭を剥きだして行ってください。

また、実際に膣の内部に近い環境で刺激に慣れる訓練として、カップを陰茎にかぶせた上から刺激を与えてトレーニングを行う方法もあります。
最初は弱い刺激から始め、段階的に刺激を強くしていくことで、陰茎が強い刺激に耐え得るようになります。

早漏の改善を目的としたトレーニングは、いずれも効果を実感するまでには長い時間を要しますが、継続する事によって膣の中に挿入している時間が長くなったという人が多くいます。
これらのトレーニングは費用が掛からないことがメリットで、出来るだけ薬に頼らず早漏を改善したいという人におすすめです。