プリリジーの服用方法

プリリジーの服用方法

世界で初めて作製された内服する早漏の治療薬として発売されたプリリジーは、効果が現れるまでの時間が早く、服用後の約30分で効果が現れ、1時間後には効果が最大となります。

そのため、性行為の1~2時間前に服用すると良いでしょう。効果は3時間から5時間ほど持続します。
毎日服用して治療する薬ではなく、性行為の前に服用します。

なお、食事を取っていても取っていなくても効果に影響がありません。
ただし、アルコールについては影響を受ける可能性がありますので、併用は控えたほうがよいでしょう。

作用時間

プリリジーの有効成分ダポキセチンは、服用後に急速に体内に吸収されて、約1時間から2時間で最高血中濃度に達します。

人体に投与された薬物のうち、どれだけの量が全身に循環するのかを示す指標である絶対的バイオアベイラビリティーは42%で変動幅は15%から76%で、1錠が30mgのものと60mgのもので比較すると、その用量に依存してAUC(どのくらいの濃度でどのくらいの時間薬が体内で作用を発揮したのか)が増加することが判明しています。

効果は個人差があるものの、概ね服用後の約30分で効果が現れ、1時間後には十分な効果が体感されて、持続時間は3時間から4時間程度です。

用量に依存して効果が出るため、30mgの服用で効果が不十分あれば、その倍の60mgまで服用することが許容されています。

なお、高脂肪な食事を摂取すると同時に服用すると、ダポキセチンの血中最高濃度が10%減少し、AUCが12%増加、血中最高濃度に達する時間はわずかに遅くなるものの、総じて軽微であると言えます。
食事の影響を考慮する必要はないでしょう。

服用後約1時間半で有効成分ダポキチセンの血中濃度が低下し始め、24時間までで血中濃度は最大血中濃度の5%未満に低下します。効果の消失は約19時間です。
推奨は24時間に1度とされるのはこのためです。

プリリジーの飲み方

推奨される用量と用法については個人差があるものの、1日1回30mgまで、性交渉の1時間から3時間前の服用です。
服用後は副作用が出ることを防ぐために、また、連続投与は効果が得られにくいために、24時間の間隔をあけることが望ましいです。

服用はコップ1杯程度の水、もしくはぬるま湯で服用しましょう。
食前食後に問わず服用可能です。
ただし、服用の際の飲酒は避けましょう。
30mgの服用で効果が体感できず、副作用などの有害事象が発生していない、失神などの兆候も見られないという場合には、合計して60mgまで用量を増やしても構いません。

なお、プリリジーは性行為前に服用する都度服用の治療薬です。
飲み忘れが体に影響を与えることはありません。
ただし、過度に服用してしまった場合については、副作用や中毒症状がひどくなかったとしても、すみやかに救急医療機関へ足を運び、医療処置が必要かどうかについて医師の判断を仰ぐようにしてください。

保管方法

特に注意すべき保管方法はありませんが、劣化する場合もあるため、ピルケースなどで保管することが望ましいでしょう。

なお、錠剤を割って利用した場合には、薬のコーティングが剥がれているために湿気を帯びる可能性があるため、サランラップなどに包んで、しっかりと密閉して容器に保管しましょう。

また、当然の注意事項ですが、子供の誤飲を避けるために、子供の手の届かない場所に保管してください。
これは先発薬プリリジーだけではなく、プリリジージェネリックや他の症状に対する医薬品も変わりません。

他の早漏防止薬との比較

プリリジーは世界初の早漏治療薬です。
実は、それまでの早漏治療薬は、陰茎に直に局所麻酔薬を貼る方法しかありませんでした。
直に局所麻酔薬を貼ることで性的刺激を抑え鈍化させ、早漏を予防するしかない消極的な治療方法です。

その後、局所麻酔薬は塗り薬(クリームや軟膏)、ローションやスプレーなど多く発売されました。
また、コンドームの中に局所麻酔薬が塗られているものなどもありましたが、あくまでもごく一時的に陰茎の性的刺激を抑え、早漏を予防するという効果しかありませんでした。

しかし世界発の早漏治療薬であるプリリジーは、脳内物質であるセロトニンが射精に関与していることに着目し、陰茎への刺激直接抑制するわけではなく、脳内物質を抑制するという早漏改善薬です。
早漏患者が総じてセロトニン濃度が低くなっていることに着目し、セロトニン濃度の化学的な不均衡を正しい状態に戻すことで、早漏の改善を目指す薬剤です。

局部ではなく、体内からしっかりと早漏改善への効果を求めるため、性行為の都度服用してくことで、早漏改善へ高い効果があります。
一時的ではなく、根本的な治療を可能とする、画期的な薬剤と言えます。